ローンの種類
【公的ローン】
特徴:物件に所定の条件が設けられてはいるが、人に対する条件はやや緩やか。金利面でも比較的有利
・住宅金融支援機構:固定金利型
・財形住宅融資:5年固定金利型
・自治体融資 :自治体により異なる
(固定金利型) |
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【民間ローン】
特徴:返済能力などの条件面は比較的厳しいものの、竣工検査等物件に対する条件はやや緩やかで、融資限度額も高め。金利は年2回見直される変動金利と一定期間固定される固定期間選択型が主流
・銀行・信用金庫・信用組合
(変動金利型や固定金利期間選択型が中心)
・JA (10年固定が中心)
・住宅ローン専門会社 (全期固定型が中心)
・一部生命保険会社 (全期固定型が中心) |
住宅ローン返済計画
◆基本事項の検討
ライフプラン |
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キャッシュフロー |
ライフイベントは?
ライフスタイルは?
リタイアメント(退職後の生活)は? |
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現在の収支は?
ローン借入後の収支は?
将来の収入状況(予測)は?
将来の大きな支出(教育費など)は? |
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家計のバランスシート |
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現在の資産負債状況は?
借入後の資産負債状況は? |
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◆借り入れ事項の検討
借入先と金利 |
どこから借りるか?
・住宅金融支援機構、年金、自治体などの公的融資
・財形住宅融資、社内住宅融資
・銀行ローン、提携ローン
金利は?
・低金利で固定のものをまずは優先
・固定金利か、変動金利か(民間ローンの場合) |
返済期間 |
完済時期は?
・退職する前にローンを完済することが望ましい
返済期間と総返済額のバランスは?
・返済期間が長期−月々の返済額少ない−総返済額大
・返済期間が短期−月々の返済額多い−総返済額小 |
返済額 |
現在の家賃などをベースにいくらなら返せるか?
・現在の家賃+住宅購入の貯蓄=毎月の住居費
・社宅に住んでいる人は毎月の住居費が少ないので注意
家計支出の中での返済比率は?
・一般的には20%-30%が望ましい? |
住宅ローン返済計画
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元金均等返済 |
元利均等返済 |
特徴 |
借入元金を返済回数で割った額に、残高に対する利息を上乗せして返済する方法 |
毎月の返済額(元金と利息の合計)が一定 |
メリット |
毎回、一定額の元金を返済していくので、「元利均等返済」に比べて、ローン残高が確実に減り、トータルで支払う利息が少ない |
毎月の返済額が同じなので、長期に渡る返済計画が立てやすい。返済当初の支払い負担が比較的小さい。臨時に繰上返済をして支払い利息の軽減をすることもできる |
例) 3,000万円 35年 固定返済 金利3.22% の場合 |
デメリット |
返済当初の元金が多い時期は利息の支払いため、返済負担が重い |
返済当初は利息の返済にあてられる割合が大きく、元金が減るペースが遅い。元利均等返済に比べ支払い利息総額が多くなる |
第1回 返済金額 |
151,928円 |
119,169円 |
比較 |
元金均等返済 < 元利均等返済 (+3,101,819円) |
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区切り線




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