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ハウスメーカー[長所]知名度が上がれば上がるほど、会社規模が大きくなるので、社会的信用力やブランドによる信頼度や安心感が高くなる。 営業から設計、建設まで、それぞれの分野に担当者を配備し、引越しや仮住まいなど、施主様の細かい要望や配慮に対応できる人材と提携先がある。
外観や内装などの、カタログが豊富に揃っており、イメージが掴みやすい。 ![]() [短所]
自社の決まった商品しか提案できず、プランや仕様・設定など、 モデルハウス維持費やテレビCM、折り込み広告などの宣伝費や、人件費がかかるため、一般的に工務店と比べて価格が高い。 見積書に一式という内容が多く、詳細が不明瞭である。また、会社は利益を第一に考えて、営業マンは歩合制が多く、営業が強引になりがち。 実際の施工は、1次下請けや2次下請けの小さな工務店であり、出来るだけコストを抑えて発注するため、手抜き工事や欠陥住宅などの恐れがある。 施工後のアフターケアやメンテナンスは、事務的な管理になることが多い。 枠
工務店(地元密着型)[長所]
既に建てた人などの口コミでの紹介がメイン。
最初の打ち合わせから施工後の引き渡し・アフターケアに至るまで、担当者が一緒なのが一般的。
構造や工法、仕様などに独特のこだわりは持っているものの、施工の際の制約事が少ないため、施主の希望が叶いやすい。 ![]() [短所]施工の品質や完成度は、社長や棟梁・大工の人柄や家づくりに対する気持ちによる面が多い。 一般的に会社の規模が小さい工務店が多く、不安を感じることがある。 小人数経営ゆえにプランや見積り提示に時間がかかる場合が多い。 モデルハウスや展示場がないところが多いため、出来上がりまで具体的な家のイメージがつかみにくい。 流行に左右されない家づくりを行っているところが多く、 プロバンス風やデザイナーズ住宅といったデザイン力や提案力を要する建築ができる工務店は少ない。 枠
ハウスメーカーと工務店それぞれにメリット・デメリットがあり、一概にどちらが良いと言えませんが、一つ注目すべき点として、ハウスメーカーに建築依頼した場合、ハウスメーカーの管理の下において、結局その土地の地元の小さな工務店が施工することになる点です。 その施工する工務店が、良い工務店なら問題はないのですが、最近話題になる欠陥住宅や手抜き工事の類は、その工程による問題(施工コストの圧迫や監理体制の甘さ)とその工務店自体の技術力不足による問題が考えられますので、注意が必要です。
いずれにせよ、最終的にその家に暮らすのはあなたとご家族です。 結論いかがでしたか? ![]()
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